国内初、EVの「性能証明」・「残価保証」等を導入した中古EV『ReNew EV』のリースが開始されました!

愛媛県では、本年10月に「えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会」を設立し、脱炭素社会の実現に向けたEVの普及と、搭載される高性能なバッテリーの再利用・リサイクルを通じた循環経済の推進による地域経済の活性化を目指して、各種施策に取り組んでいます。

このうち、中古EVの普及を目指して、株式会社MobiSavi(本社:神奈川県横浜市)及び愛媛日産自動車株式会社(本社:愛媛県松山市)が中心となり、県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」を活用して取り組む、国内初EVの「性能証明」と「残価保証」等の導入による新たなビジネスモデル(中古EVの販売・リース取引)の実装事業において、下記のとおり、県内企業による中古EV『ReNew EV』の導入がスタートしました!

価格をおさえた高品質な中古EVにより、EVサーキュラーエコノミーを推進

本取組は、中古EVの多くが海外に流出している現状に対し、EVの将来的な価値を地域の自動車販売事業者が可視化し担保する全国でも先駆的な試みであり、地域完結型のEVサーキュラーエコノミー実現に向けた重要な転機となることが期待されています。

1 導入企業 ①愛媛綜合警備保障株式会社(本社:愛媛県松山市)
       ②株式会社城西自動車学校 (本社:愛媛県松山市)
2 内  容 中古EV『ReNew EV』のリース契約 各1台
       (EVの「性能証明書」・「残価保証」等付き)
3 導入月  令和7年12月

日産リーフ
①導入車両(日産リーフ)
EV性能証明書
EV性能証明書
日産サクラ
②導入車両(日産サクラ)
EV性能証明書
EV性能証明書

<参考>えひめ EV サーキュラーエコノミー推進協議会について

1 背景・目的

EVは高性能なバッテリーを搭載しているものの、一定年数経過後のバッテリー性能が不透明なために国内での中古車評価が低く、その多くが海外へ流出している状況であり、貴重なリユース・リサイクル資源が得られないばかりでなく、脱炭素化を推進していく観点からも問題となっているため、愛媛県では、「えひめ EV サーキュラーエコノミー推進協議会」を軸として、新車・中古EVの普及及びEVバッテリーの再利用・リサイクルの推進に取り組んでいます。

2 概要

本協議会の取組は、一次利用「新車・中古EVの普及」、二次利用「EV使用済みバッテリー再利用市場の活性化」、三次利用「バッテリーリサイクルの推進」の三つのフェーズから構成され、協議会には県内外から高い専門性を持った企業・大学等が参加しています。
本協議会での取組を通じて、多様な企業・団体の技術や知見等を取り入れた官民共創の下、EVバッテリーの循環を戦略的に推進し、地域の脱炭素化と環境価値を付加した産業競争力の創出の同時実現を目指します。

サーキュラーエコノミーイメージ図

問い合わせ先

えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会
(事務局:愛媛県 県民環境部 環境局 環境・ゼロカーボン推進課)
TEL:089-912-2349