脱炭素とは?
脱炭素とは?
愛媛県の年平均気温は、この100年で1.8度上昇しています。このまま地球温暖化対策を何もしなければ、2100年頃には年平均気温が約5度上昇すると予測されています。地球温暖化の進⾏に伴い、⻄⽇本豪⾬や熱中症の救急搬送者数の増加など、気候変動の影響による被害が深刻化しています。
地球の温暖化を⾷い⽌めるために地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量を「2050年までに実質ゼロ」にしようという取組みを“脱炭素”と⾔います。
地球温暖化の現状
地球温暖化が進⾏すると、極端な気温の変化や異常気象による集中豪⾬などの災害の頻発、海⾯上昇による居住地の損失などが引き起こされます。私たちの⽣活においても、近年の台⾵や集中豪⾬による災害や、気温上昇による熱中症のリスクなど、⾝近な問題となっています。
愛媛県でも平均気温の上昇、真夏⽇や無降⽔⽇の増加、冬⽇が減少するなど、地球温暖化による気候変動を確認することが出来ます。
2つの気候変動対策
地球温暖化による気候変動の対策には、⼤きく分けて、気候変動の原因となる温室効果ガスの排出量を減らす「緩和策」と、温暖化による影響に対して被害を最⼩限に抑えていく「適応策」の2つがあります。
愛媛県では、緩和策と適応策を両輪とした地球温暖化対策を実施しています。
削減⽬標に向けた対策
愛媛県では、「2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ」の⻑期⽬標と「2030年度までに温室効果ガス排出量46.0%削減(2013年度⽐)」の中期⽬標を掲げ、温室効果ガス削減に向けた取組みを⾏っています。